福津郷土史会3月例会記録
令和 6 年3月7日(木)
於:視聴覚室13:30~
1 会長あいさつ
・ひかりのみち DMO 福津が募集する豊村酒造のモニターツアー(3/20)
の記事が西日本新聞に掲載されていた。それ に末廣さんと古閑さんが載っていた。
・チェルシーの販売が 3 月末までとの報道を見て時代の移り変わりを感じる。
2 今後の予定及びお知らせ
(1) 郷育「清滝水路」における誘導係のお願い(5名)
・3月13日(水)9:30~12:00中央公民館集合
・当日の誘導係(小川、田中、古田、立山、有吉の5人)
・清滝水路取水口付近の犬鳴水系周辺図(看板)の所で 10:20 頃、
古賀郷土史会の方 4~5 名(山本氏他)が薦野の説 明をしてくれる。
(2) 百合野山荘見学のご案内
3 月 19 日(火)13:30
カメリア集合(車両:小川、田中、永尾、花田)
・不参加(西、大内、末廣、塔鼻)、
・会員外3名参加(北原、古田、永尾)合計 16 名参加
(3) 「福津今昔物語(弥生編)」アンケートの集計結果について、
御礼状 ・講師の声が聴き難かった。→4月例会からマイク設備を利用することにする。
(4) 福津郷土史会の令和6年度活動方針及び役員・担当者について
・文化祭、バス研修、例会外活動、郷育カレッジ等
・役員は 2 年毎に更新規定なので、立候補者や退任希望がなければ、内年迄引き続き現体制とする。
・バス研修及び郷育(絵馬・清滝)の担当者、文化祭テーマ及び6年度計画を
総会で決定するので考えておくこと。
(5) その他
・先行予約制度、寄託している資料について寄託資料の保存位置を棚番号で明確にした。
・豊村酒造シンポジウムについて(松尾)
・海とまちなみの会が 4/20 にシンポジウム(東大の西村教授)を開催する→
詳細が決定し次第、皆に連絡する。
3 調査研究
(1) 「清滝水路」について(令和6年3月13日郷育カレッジ)
・各スライドについて説明。西さんと実際に水路を歩き多くの発見があった。
来年は今年と違った解説となる。
・古賀に作られたサイホン式の導水とは?→S14 年設置の薬王寺導水では。(花田)
・江戸時代にはサイホン式で川底を渡す技術や水道橋の様な掛樋技術が既にあった。(新原)
(2) 「日本出土絵馬の基礎研究」(橿原考古学研究所 前田俊雄)について
・7C 後半、地震多発→難波宮で絵馬祭祀を実施。8C 中頃、天然痘が流行→絵馬祭祀増加。
室町中期頃→国家祭祀から 現世利益へ。
安土桃山→有名絵師にる豪華な絵馬。
江戸文化・文政期→「願懸重宝記」の流行で庶民化
・古代絵馬は「都城絵馬」と「地方絵馬」で違い。
「側対歩」「飾馬」「鞍の表現」「雄雌2対絵馬」「懸け絵馬と地面に挿 す絵馬」
・多様な絵柄と願懸け→「黒馬:雨乞い、白馬:晴天乞い」
「長寿・魔除け・福授け・家内安全・疫病退散・乳しぼり・ 病んだ眼・・・」
・祈願以外の絵馬→訓示「子殺し絵馬」、SNS 的「算額絵馬」、
CM 的「波折神社の関羽図」・・・船の帆の絵から船の石数や全長が分かるなど
当時に習俗や様子が読み取れる。
4 その他