西南戦争・神風連の変の跡を訪ねました。

2019年11月14日(木)

熊本に研修旅行に行きました。          

明治維新、激動の事実を知り、当時の人々がどのように考え、思いを抱いて歴史を駆け抜けたのか。参加者それぞれが深く受け止めた研修旅行でした。

神風連資料館は、神風連の変で敗れた志士たちの霊が眠る桜山神社の境内にあります。

神社の杜は、自然のままながら、篤志の方たちの手によるのでしょう、清浄な佇まいでした。

資料館管理者の穴井氏がガイドしてくださり、喧伝されることの少ない敗者の側の記録に聞き入り、時間がたつのを忘れました。

 

お昼は、レトロな一軒家割烹の「坪井庭」で松花堂をいただきました。

坪井は、夏目漱石が五高教師時代に1年8か月を過ごしたところで、お店の裏手を

昔ながらの菊池電車が通ります。

担当の塔鼻さんが探し当ててくれた趣あるお昼の席。これも研修旅行の楽しみの一つです。

午後からは、田原坂西南戦争資料館を見学しました。

資料館には多数の遺物と詳細な説明展示があり、ガイドの方の案内もお願いできて、

だれでもが理解しやすいよう配慮されています。

資料館は激戦の田原坂を見下ろす位置にあり、隣接の公園には巨大な殉死者の碑や田原坂の歌碑があります。