福津郷土史会8月例会記録
令和6年8月1日(木)
於:視聴覚室13:30~
1 会長あいさつ
・オリンピックの馬術競技を観戦していて硫黄島で戦死したバロン西のことを思い出した。
2 今後の予定及びお知らせ
(1) 文化祭「福津市の小学校150年の歩みを振り返る」の主な展示内容ついて
①福間校区(小川)
・年表を使い明治以降の教育史、②福間南小や福間小の児童増加で苦労している点(生徒数の推移)、③福間小の沿革や歴史(寺子屋から現在までの位置的変遷)、④1999年頃と今の子供達の将来の夢、⑤福間小校歌の「観音の松」等の天字を計画している。
・訪問しお話を聞かせて頂いた学校には事前に内容を見ていただき展示了承を得る必要があると思っている。
・各班の展示内容について郷土史会会員相互の理解を深めるため、勉強会を開催したい。
②上西郷校区(有吉)
・7/16に上西郷小学校を訪問、5本の楠木(明治26年に5小学統合の記念)、2番までしか歌われない校歌の経緯、八波則吉氏の足跡を紹介、校医(高村、石橋)の紹介、茶畑で茶葉を摘み給食のお茶にした等の昔のエピソード、上西郷の航空廠跡地に昭和22年~33年まであった南部中学の紹介
・清瀧寺新住職から清滝水路以外にも鶫岳から水路で水を集める溜池(北谷池・泉池)があることを聞いた。
・前海の道むなかた館長の西谷正氏の研究裏話等が8/6から西日本新聞朝刊に連載されるのでお知らせする。
③神興校区(永尾)
・神興小学校・神興東小学校の歩みや歴史、安部清美の神興教育等を展示する。
・的場氏や資料館から昔の教科書等の借用承諾を得ているので会議室のテーブルにそれらの資料を展示したい。
④津屋崎校区(阿部)
・津屋崎小学校100年史を中心に展示物を作成予定である。
各班所要パネル数:
①福間校区(組立パネル1枚、吊下げパネル3枚)、②上西郷校区(パネル2枚)
③神興校区(パネル2枚、テーブル)、④津屋崎校区(パネル2枚)
(2) カメリアの休館について
・令和7年4月1日(火)~令和8年4月30日(木)
・令和7年3月から施設の貸し出し中止
・休館中の例会場所(中央公民館)へのアクセスや会場費の減免等については今後調査するとともに、
他団体との連携も視野に
(3) 例会外活動・調査研究発表の進め方について
・来年度に向けて例会外活動や研究発表の企画班の創設を提案⇒今後詳細について議論していく
(4) その他
・福岡市博文館で9/13~11/4に開催される「大灯籠絵」展を紹介
3 調査研究発表
(1) 「清瀧仕掛水(その1)水路と溜池についての検討」について
・健脚部で清滝水路の全行程を調査⇒水路は古代の道沿いに作られ、「中原・大森馬場谷古墳群」があった。
・柳井取水口の先にも水路跡(延伸部分)を発見した。(林の中の水路跡)
・舎利蔵村のツツク池と水路から2尾根離れる赤坂池は水路の水を受けていたか疑問
・清滝水路(大工事)は、宝暦年間の天候不順、大胆な発想のリーダーの存在(井原権六)、
日田から任官し面目躍進の機会を狙っていた糟屋・宗像奉行の冨永甚右衛門の存在が実現させた。